風葬書架

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『噂』荻原 浩

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    噂

    荻原 浩


    『衝撃のラスト一行に瞠目』

    いままで帯のうたい文句にけっこう踊らされて
    「なーんだこんなもんか」とがっかりした経験が多々あるのですが
    この『噂』の帯に書かれていた文章は本当に「うおっ」っと感動。

    私が今まで読んだ荻原さんの本は『オロロ畑〜』とか『なかよし小鳩組』とか
    『神様からの〜』など。
    ミステリー系の『コールドゲーム』も読み
    荻原さんてこんなダークな話も書く人なんだぁ などど思ってましたが
    甘かったです。
    この『噂』が一番ダーク。
    けれど暗く深い話であるからこそグングン引き込まれる。



    ――――――――内容

    香水の新ブランド「ミリエル」を売り出すための戦略として
    渋谷の女子高生にモニターとして香水を使ってもらう。
    そしてアルバイトとしてその香水のサンプルを配ってもらう。
    ある「噂」をそえて。

    …レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。
    …でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって





    ――――――――ネタバレ
    『噂』が人の口を通して広まる過程で付け足される言葉や
    変化する内容、とても興味深い。


    猟奇的な事件のあいまに差し込まれている
    妻を亡くした刑事と一人娘の会話。
    人間味溢れる場面だがだからこそ最後の最後で効いてくる。

    うん ホラー映画を見るよりもずっと恐ろしい。

    作者・荻原浩 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

    『オロロ畑でつかまえて』荻原 浩

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      オロロ畑でつかまえて
      オロロ畑でつかまえて
      荻原 浩

      /内容/
      超過疎化に悩むド田舎秘境・牛穴村。(方言がキツすぎて外国語だと思われてしまう)
      青年会のメンバー(ほんの数人)が立ち上がり東京の広告代理店に
      村興しを依頼するが…?!



      ――――――――ネタバレ

      すっごい面白かった!!
      これぞ痛快ユーモア小説!
      馬鹿馬鹿しいことを一生懸命やる大人って素敵v(笑)
      周防監督(「Shall we ダンス?」)とか三谷監督(「古畑任三郎」)とか
      伊坂幸太郎が好きな人だったら好きだと思うこのカンジ。
      荻原さんの本は「神様からの一言」とか「明日の記憶」が映画化されていますが
      私はこれを推したい。
      (「神様〜」と「コールドゲーム」と「ハードボイルド〜」しか
      まだ読んでいないけど)

      クセの強い登場人物、笑える展開、そして最後の最後で「ヨシっ」と思わず
      ニヤけるラスト。
      電車の中で読んでいたのですが何度か駅を下りそこねそうになりました;。

      作者・荻原浩 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
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