風葬書架

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『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 』桜庭 一樹

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    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
    桜庭 一樹
    JUGEMテーマ:読書



    富士見ミステリー文庫のふわふわしたイラストの時から
    この妙な題名の本は気になっていたのですが
    最近たてつづけに桜庭さんの本
    「少女には向かない職業」「赤×ピンク」などを読んだので
    これにも手をのばしてみた。

    この本、久々に読書でどきどきした。

    当初ライトミステリーとして刊行されたこともあり
    個性的な美少女とかサクサク進む物語り
    読みやすい文体。

    田舎の中学校に『海野 藻屑』なんていうヘンな名前の
    美少女が転校してくるところからはじまる。
    ヘンな名前の美しい少女は「ぼくはですね、人魚なんです」
    などと自己紹介をするようなヘンな子。
    一方、主人公は貧乏でリアリストな少女。

    こんな風にはじまったから私はてっきりもっとドタバタした
    いかにもライトノベルなお話しかと思って油断していたのだと思う。

    最後の方を読んでいたらなんか泣きそうになってた。
    子供になんか絶対戻りたくない
    子供の頃の方が世界や世の中は恐ろしかった
    その時の恐怖を無理矢理思い出させられた気がした。



    はじめから結末がわかっているのに
    結末が近付く事にそれを覆してほしくてたまらなくなった。
    わかりきっていた結末がすごく苦しくて悲しかった。



    作者・桜庭一樹 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

    『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭 一樹

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      少女七竈と七人の可愛そうな大人
      少女七竈と七人の可愛そうな大人
      桜庭 一樹


      表紙絵買いです。
      桜庭さんは『GOSICK』の一巻目を読んだ事ある位ですが
      ハヤカワや東京創元から出されている本の
      題名や装丁には惹かれていました。
      (『少女には向かない職業』『ブルースカイ』)


      で、この本『少女七竈と七人の可愛そうな大人』。
      惹かれる題名ですね、しかも帯に

      「わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、
       美しく生まれてしまった――。」


      とか書かれていたらもう買うしかないかと。


      お話の内容は真面目に生きてきたのに
      ある日突然奔放になった女が誰に子ともわからない
      子供を身ごもって、そんで生まれたのが少女・七竈。
      七竈は母親には似ずとんでもなく美しい少女へと成長する。
      でも変わり者でテツ。(テル=鉄道マニア)
      そんな彼女をとりまくあれやこれや…な話。




      ――ネタバレ

      もっとシリアスかと思ってたら結構笑える。
      冷たい美人のイメージな七竈の性格に愛嬌がある。
      同じく美少年・雪風は七竈よりもワケワカンナイ。
      ピジョップ(犬)がどうして七竈をむくむくと
      呼んでいるのだかわかならなかった。
      七竈とピジョップのやりとりというかピジョップの
      心理描写が楽しい。

      表紙が綺麗なのでしばらく飾っていようと思う。




      作者・桜庭一樹 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
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