昨日無事退院してまいりました。
なかなか初めてづくしの興味深い体験でした。
もう二度としたい体験ではありませんが
人生、なんでも経験ですよね。
いつか同じように流産になり処置をする人に会った時
(人それぞれ感じ方や考え方や立場も違うとは思いますが)
力になれるかもしれないし。
ええと、流れとしては
★1日目
午前中に入院手続き
4人部屋。
(でも両親がちょっと高い準個室というとこに入れてくれた)
荷物を整理し病院用の色々を受付でレンタルをしにいく。
(病院用寝巻きとかハンドタオルとかスリッパとかバスタオルとか)
別にレンタルじゃなく家から持ってきてもよかったのですが
面倒なので借りちゃいました。
主治医の先生や麻酔医さんや栄養士さんがかわるがわる
挨拶や説明に来てくれました。
そして病室で寝巻きに着替え待機していると
看護婦さんが数時間置きに血圧と体温を測りにきてくれました。
で、早めにシャワーをあびて待っていると
子宮口を広げるために何かいれるらしく呼ばれ
処置室で先生がやってくれたんですが
なんか圧迫感と途中「チクっとしますからね」と
言われましたが本当にチクっとして激しく顔がゆがみました。
痛かった…。
でもまあ 普通に歩けるしなんか変なカンジだけど
そのうち慣れました(違和感はずっとあるけど)。
その日はそのまま夕食食べて 寝ました。
★2日目 手術当日
朝の6時半まではお水とお茶は飲めるのですが
それ以降飲めません。
朝ごはん抜きで8時40分から手術です。
下着は全部とって手術着に着替え、なんかキツイ靴下を履いて
いざ手術室へ。
看護婦さんが付いてくれてシャワーキャップみたいなのをかぶったりして
手術台。
両手を体をのせている台とは別の台に固定して
左手から点滴。
「はーい 今から麻酔をいれますね」
と言われ
「お願いします(`・ω・´)」とはっきり答え
なんかちょっと天井がふわっと揺らいだので
「なんかちょっと揺らいで見えますねー」とか喋ったら…
・
「はい おわりました」
「?!」
驚きました。
目をあけた感覚はありましたが ホント普通に
ぱっちり意識あるし、体勢も先刻と全然変わってないみたいだし
(でも手術着から寝巻きになってた)
「ほ 本当ですか?!本当におわったんですか?これからじゃなく?!」
とその場に居た先生とか看護婦さんとか麻酔医さんとか
いろんな人に確認しちゃいました。(苦笑されました)
麻酔ってすごいですねー
痛かったらやだなあとか麻酔効かなかったら…とか途中で覚めたら…
などとちょっと不安でしたが全然心配なかったです。
ほんと 時間を切り貼りしたかのように終わってしまいました。
しかも私の場合すごくよく効いて、すごくすぐ引いたのか
パタンと意識を手放し パッチリ目を覚ましました。
(全然気持ち悪さもなにもなく すぐ普通に歩けた)
麻酔ってすごい…。
手術が終わりベッドのまま部屋に戻され、
点滴と酸素をつけられ数時間安静状態。
点滴を二本入れ終わるとやっと立たせてもらって
トイレに行けて水も飲めるようになりました。
(尿に少しだけ血がまじっていた)
昼食は抜きで夕食は普通に食べました。
★3日目
退院当日
朝ごはんを食べて8時ちょいくらいに退院診察。
その後着替えや部屋の整理をしていると
事務の方が会計を部屋まで持ってきてくれました。
ちなみに手術と入院すべて込みで
4万8千円ちょいくらいでした。
(準個室の割り増し料金が一泊2千円ちょい)
お昼には自宅にいました。
とりあえず一週間後にまた病院で検診がある予定。
それまでは激しい運動や湯船にはつからないように言われました。
(シャワーはオッケー・特に食事制限もなし)
で、今日は仕事にも行ってきました。
退院翌日なので職場の方が色々心配してくださいましたが
たまにちょっと下っ腹が痛いくらいでした。
ただ、手術後すぐはさして出血してなかったのに
いま生理の時くらいナプキンに血がつくのがちょっと心配。
量が増えたり痛みが強かったら聞いてみるつもりです。
そんな感じで無事手術・退院しました。
しばらくは子供をつくる気はありませんが
悲しいけど貴重な体験でした。