風葬書架

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『銃とチョコレート』乙一

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    銃とチョコレート
    銃とチョコレート
    乙一


    久しぶりの乙一さん新刊!!
    箱入り本で素敵な装丁!でも高い(苦)

    貧乏な少年が憧れの探偵に会って
    世間を騒がせている怪盗GODIVAを捕まえる〜!

    みたいな出だしですがもちろんそこは乙一さん。
    そう単純なストーリではなく二転三転、
    「ええ?実はこの人いい人?」「え コイツ悪者?」
    みたいに子供を対象としたミステリーランド本なのに
    (いや 「かつて子供だったあなたと少年少女のために」か)
    人間不信に陥りそうな展開(笑)

    でもやっぱり面白いですね。
    「始まり広がり混乱収拾」が綺麗。





    ――ネタバレ
    聖書に隠された地図や怪盗、探偵。
    子供の頃あこがれた冒険そのままですね!
    ただ少し人間が多すぎた気がします。
    主要人物が多いと混乱する私だからかもしれませんが
    小学生の時に読んだら人間関係が把握できなかったかも(汗)

    ドゥバイヨル(だっけ?)のキャラがいいですね。
    最後までいいやつなんだか悪いやつなんだかワカラナイ。
    でも世の中にはそういう人間の方が多い、実際。
    それがわかりやすくキャラになってる感じ。

    リンツのお母さんがまた結構やりますね。
    あそこで毒入りパンを渡していたとは!

    探偵ロイズは最初からなんか気にいらないキャラだったけど
    最後の風車小屋あたりでの変わり身を読んで
    かえって好きになりました。したたかな人間が好き。

    このお話で一番良かったのは
    「GODIVA」=「GODDIVA(ゴッド・ディーバ)」
    「神の歌姫」という言葉。


    あ 話とは全然関係ないけど
    「トゥーランドット」(謎掛け姫)もなんか好きだなぁ。

    作者・乙一 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
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